ダイエットの為のヘルシーフードとして欠かせないのが野菜ですが、生で食べるのが良いのか、蒸して食べるのがいいのか分かりませんよね?
最近では「蒸し野菜ダイエット」が流行っているようですが、これにもちゃんとした理由があります。
ここでは、「生野菜と温野菜のメリット・デメリット」と、「温野菜がダイエットに良いと言われる5つの理由」をみていきたいと思います。

目次
生野菜と温野菜のメリット・デメリット
では、早速「生野菜と温野菜のメリット・デメリット」をみていきましょう。
(生野菜)
● メリット:ビタミンや酵素などがそのまま摂取できる、満腹感がある
● デメリット:体を冷やす
(温野菜)
● メリット:加熱により縮小するので食物繊維が多い、細胞膜を柔らかくするので栄養が吸収されやすい、身体が温まる
● デメリット:加熱によりビタミンや酵素が壊れたり、流れ出たりする。
こうやって見ると、両者のメリットとデメリットはほぼ同じレベルですが、栄養補給と吸収の点では温野菜の方に分配があがりそうです。
というのも、確かに加熱などの調理によって栄養素は流れ出てしまうことはありますが、全てが出て栄養がなくなってしまう訳ではなく、40~80%は残るといわれています。
また、栄養の吸収力は温野菜の方が高く、ビタミンなどの栄養が若干減ったとしても、抜群の吸収力によってダイエットに必要な栄養がカバーできます。
温野菜がダイエットに良い5つの理由
ここまで生野菜と温野菜の良い点・悪い点を見てきましたが、特に「温野菜がダイエットに良いといわれる3つの理由」をみていきたいと思います。
1.栄養の吸収力が高い
加熱されることによって、野菜の細胞壁が破壊され栄養分が外に出るので、生で食べるよりも栄養が吸収されやすくなります。
また、脂溶性ビタミンと呼ばれるビタミン(A、D、E、K)は、炒めるなどして油と一緒に食べると吸収されやすくなります。
2.腦にエネルギーを送ることができる
調理することで栄養素が消化吸収されやすくなり、消化にエネルギーを使わなくていいので、その分のエネルギーを脳に送ることができます。
ダイエットの専門家は脳の働きがカロリーコントロールや代謝を大きく左右するとも指摘しており、脳に十分なエネルギーが行き渡る事で太りにくい体を作ることができます。
3.代謝機能がアップする
体を冷やす作用のある生野菜と比べ、温野菜は体を温めてくれる働きがあります。
蒸し野菜を食べているとお腹周りがポカポカするのはこの為で、食べることによって代謝機能を活発にし、痩せやすい体にしていく事ができます。
4.老廃物を溜めない
野菜を調理する事で食物繊維が増える為、腸に溜まった老廃物が出やすくなります。
溜めないカラダを作ることで万年ぽっこりお腹が防げます。
5.有害な物質を排除できる
加熱処理をする事で、化学肥料や農薬などの有害物質を浄化し、取り除く事ができます。
ここまで温野菜のメリットをみてきましたが、生野菜でダメだったという人は温野菜ダイエットのアプローチを試してみましょう。
また、食物によっては熱を加えた方がいいものと生のまま食べた方がいいものがあるので、ご自身の食べる物に合わせて調理する・しないもみていくといいかもしれません。
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